【ルーマニア交換留学】アレクサンドル・イワン・クザ大学を紹介！

アレクサンドル・イワン・クザ大学(Alexandru Ioan Cuza univ)
ルーマニアに交換留学

現在私は、ルーマニアのヤシという場所にある
アレクサンドル・イワン・クザ大学(UAIC)に交換留学をしています。

（2024年2月現時点）

今回はこの留学先について紹介していきたいと思います。

ルーマニアってどこ？ヤシってどこ？

まず初めに、

と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。

ルーマニアはヨーロッパの東側に位置する国であり、ハンガリー、ブルガリア、ウクライナなどの国や黒海と隣接しています。

ルーマニアの首都は

ブカレスト（Bucharest）です。

私の大学はルーマニアの中でも　ヤシ（Iasi）と呼ばれる都市にあります。
首都から400kmぐらいの距離で、飛行機で約1時間、電車で約７時間ぐらいの場所に位置しています。

ヤシは大きく５つに分けたときのモルドバ地方にあり、「文教都市」とも呼ばれています。
人口はルーマニア国内で２番目に多く、比較的学生の多い街だと感じます。

公用語は？ルーマニア語？英語は通じるの？

公用語はルーマニア語です。

日本に住んでいてルーマニア語を聞いたことがある人は少ないと思います。

でも一回は聞いたことあるだろう「恋のマイアヒ」。
実はあの曲”ルーマニア語の曲”なんです。

このような疑問や不安が浮かんだ人がいるのではないでしょうか。

安心してください！

若い人の多くが英語ぺらぺらです！年配の方で英語を話すことができない方もいますが、特段困ったという経験はほとんどないです。
（私の寮の清掃をしてくださるLady達と警備員さんはルーマニア語しか話さないです笑）

実際私は「ありがとう」と「こんにちは」のルーマニア語だけ覚えてこの地に飛び込んできました

アレクサンドル・イワン・クザ大学（UAIC）について

大学名

アレクサンドル・イワン・クザ大学（英語名：Alexandru Ioan Cuza university)
大学ＨＰ　„Alexandru Ioan Cuza” University of Iași (uaic.ro)

創立

１８６０年

運営形態

公立大学

学生数

約２５，０００人
（留学生　約２，０００人）
HP参照

学部

• 生物学部 (Biology) 
• 化学部 (Chemistry）
• 法学部 (Law and Centre for European Studies）
• 経済・経営学部 (Economics and Business Administration）
• 体育学部 (Physical Education and Sport）
• 哲学・社会政治科学部 (Philosophy and Social and Political Sciences）
• 物理学部 (Physics)
• 地理・地質学部 (Geography and Geology）
• コンピューターサイエンス学部 (Computer science）
• 歴史学部 (History）
• 文学部 (Letters）
• 数学部 (Mathematics）
• 心理・教育科学部 (Psychology and Education Sciences）
• 正教会神学部 (Orthodox theology）
• カトリック神学部 (Roman Catholic theology）

所属学部について

交換留学生は学部を決めたうえでそこの学部に所属し、主にその学部の講義を受講します。

講義の登録・変更、学生証、成績証明書などは、留学担当のコーディネーターさんとではなく
所属学部のコーディネーターさんと行います。

経済・経営学部

私は日本の大学で経済を専攻していたため、

The Faculty of Economics and Business Administration（経済・経営学部）

こちらの学部に所属しています。

校舎はA棟と道路をはさんだ対面にあるB棟で主に講義が行われます。

学部コーディネーターさんの部屋も同じくB棟にあります！

ルーマニアに留学を決めた理由

私がルーマニアを交換留学先として選んだ理由は大きく分けて３つあります。

1. 英語で専攻分野の講義を受講できる
2. 留学費用が比較的に安い
3. 日本人が少ないところに行ってみたい

①英語で専攻分野の講義を受講できる

留学に行くと決めたとき、様々な方法がある中で交換留学を選びました。
そして、大学間交換留学の制度を利用して留学に来ているため、単位取得を前提としていました。

ですので、選択肢の中から経済学分野を英語で受講できる大学ということで選びました。
クザ大学は１５の学部があり、エラスムス＋という制度で留学ができるためヨーロッパからの留学生が多いです。英語開講科目も多く、留学生のためのチュートリアルベースのコースもあるのでヨーロッパの国に留学してみたい人にはおすすめです！

②留学費用が比較的に安い

留学に行くとなると考えなければならないのが、費用の問題ですよね。
ルーマニアはヨーロッパにあり、EUではありますが、ユーロではなく”レイ”と呼ばれる独自通貨を使っています。

他のヨーロッパの国に比べて物価はそこまで高くないです。
また留学生用の寮があり、寮の費用や学食が安いのがポイントです。

③日本人が少ないところに行ってみたい

この理由が一番大きかったです。
実際、今学期この大学に留学している日本人は私だけでした！

ヤシには他にも医科薬科大学があり、そちらには日本人はもう少しいるみたいです。
住んでいて、アジア人は本当に少ないと感じます。

新しいことにチャレンジしてみたい、アジア人、日本人が少ないところに行ってみたい人には
とってもオススメです！

まとめ

いかがでしたでしょうか？
私の交換留学先について少し紹介してみました。アレクサンドル・イワン・クザ大学はルーマニアで最も古い大学ということもあり、伝統的な建物で、校舎も広く、学部や学生も多いです！

留学生も毎学期たくさん来ていて、ヨーロッパのスペイン、フランス、そしてトルコの学生が比較的多く感じます。アジアからの留学生は少ないですが、ヨーロッパのいろんな国のお友達ができます

ルーマニアのヤシというと馴染みがない人がほとんどだと思いますが、少しでも興味を持った人がいてくれたら嬉しいです！

これから、大学のこと、ルーマニアのこと、ヤシでの生活などを紹介していけたらと思っているので是非気になることがございましたら、コメントしてください！